瞑想を深めると、どんな感覚が起こるのか、まとめてみた。

瞑想ができた感覚がわからない、という方へ

私はこれまで、約7年間毎日欠かさず
朝20分と時には夕方や夜も20分瞑想して、
瞑想合宿(リトリート)にも何度も参加しました。

そして、およそ累計500人くらいの方々に
瞑想研修やリトリートをしてきました。


そんな中、瞑想を始めた方々から
「どうなったら、瞑想がうまくできた!とわかるんですか?」
とよく質問されます。

それに対して、たいてい私は
「続けていればわかります。自分で『ああ、瞑想できているな』という感覚がつかめるのです。」
と答えています。

本当にそうであると思いますし、
私も瞑想の先生にそう教わったのです。

しかし、不安になるのもわかります。
私も先生に同じ質問をしましたから。

ですから、多くの瞑想体験者が共通に持つ
「瞑想をしているの時の感覚」を
まとめてみたので参考になさってみてください。

それは、3つのポイントから説明したいと思います。
1 時間の経過での感覚の違い 
2 さまざまな体感
3 体験談:瞑想の効果とは


まず、1 時間の経過での感覚の違いとして、20分間の瞑想中の感覚の変化をご紹介します。

1 瞑想中時間の経過での感覚の違い 

瞑想をしていると、
瞑想を始めた最初の時間帯(5-10分間)

瞑想をやっている途中の時間帯(10−20分間)

瞑想の終わりの時間帯

と時間と共に感覚が変わっていきます。
詳しくみていきますと・・・

瞑想を始めた時間帯(おおよそ5-10分間)

座っている感じ(お尻、背中、手や足)
体の下にある椅子の感覚
体の重さ
足の裏の感触を感じている


周りの音に気づきやすい。
時計の音
車の音
遠くの人の会話
足音など
音に気づくと他の音も気になる

いつもと違う変化が感じられる場合がある。
体の緊張感
こわばりがあるところ
リラックスしているところ
心地よい
心地悪いなど、を感じる。 

呼吸を感じることで体と心の一体感を感じる 

「ああ、息を吸っているな」
「息を吐いているな」という感覚です。

瞑想の途中(おおよそ10分以降)

・エネルギーの低い状態になる。体や感覚、感情がぼんやりと感じられる。
・離れたところから自分を眺めている感覚/実態があまりない。
・不快感がある(これは悪いことではない)
・体感を感じる (この部分は詳しく次の項目で説明します)

瞑想の終わり頃(20分くらい)

・座っている感じ(お尻、背中、手や足)
体の下にある椅子の感覚
体の重さ
足の裏の感じ感触
を感じている


・周りの音に意識を向けて、音に気づき始める

・(瞑想を終わらせるときに)手先足先を細かく動かすことで意識を体の方へ向けていく

以上が20分間の瞑想での感覚の変化でした。

これを読んでいて気づいたかもしれませんが、
実は瞑想の始め→瞑想の最中→終わった時の感覚の変化=意識の変化です。

普段には私たちはそれほどこういった
感覚に注目してないと思います。

なぜなら、もっと注目するべきこと、
目の前にすべきことがあるからです。


ですから、何もやっていない状態の瞑想中は
普段と違って感覚に注目できるのです。


ですから、最初は
自分の外や自分の一番外側である肉体に意識を向けて

徐々に自分の内側である心、
あるいは
体の中、内臓の動き、感覚などに
意識を向けていくのです。



ちなみに内側まで深く意識を向けて
いくためには、
瞑想を始めてからある程度の時間が必要です。

なぜなら人はザワザワとした日常から、
急には内側の深いところに
アプローチすることはできないからです。

まずは、しばらく心と体を落ち着けるのが
瞑想を始まった時に優先させることです。

ですので、私の瞑想法は3分とか5分では
ムリなので20分時間をとります。

2 瞑想中、体の感覚がなくなる?ホント?

瞑想中に感じる感覚を「体感」と呼んでいます。

この体感は人によって違うのですが、
瞑想に入れているかどうかの目安になります。

以下よくある瞑想中の体感をご紹介していきます。

ご自身の体感と比べながら、
瞑想に深く入れているかを
考えてみてください。

ボーッとする

これは、まぁ10人中8、9人は最初からあるでしょう。

瞑想をやっている時に、
目が冴えてキンキンしてくることはないです。

瞑想に深く入っているというのは、
眠っているのか起きているのか・・・どっち?」くらいのとき。

だから、ぼーっとしてくるはずなんです。
しかも、目をつむっていますから。

この状態は、あくびが出て「眠〜い」っていうのとも、また違う。

最初はただ眠くなっただけだと思っていたのですが、
あくびが出るような、ぼーっとしているのとは違うんです。


眠っているのと起きているののちょうど真ん中くらいな感じ。

その証拠に雑念は出てきますから・・・
本当に眠い時って、雑念どころじゃない。
それより「眠い」って感じてますよね。

そして、ぼーっとしているんですが、終わった後はスッキリ!

もう、「よーし、動くぞ!」って感じくらい。

そこが不思議です。

ぼーっとしているんですが、瞑想が終わって動き出すと、すぐ活発に動ける。

それが瞑想の特徴です。

手足の感覚がなくなる

これも、私も皆さんすごくよくある感覚です。

ずっと続けていると、
もはや瞑想の時には必ずこの手足の感覚がなくなっている。

しかも、割と瞑想を始めた段階で、すぐに。
何だか、手と足がない、感じ。

手足に触ってもわからない感じです。

普通、手をだいたいあぐらをかいた
太もものところあたりに置きます。

そうすると、太もものところに
「あっ、なんか手を置いている、触っているな」と当然感じるはずです。

それが、ないんです。

時々、ふと「あれ?手と足ちゃんとあるよね・・・」って
わざと触り直すくらい。

これは瞑想やってるとこうやって感覚がなくなります。

そして、この状態も瞑想に深く入っている、
といってよいでしょう。

そのため、瞑想では感覚、五感を閉ざして、
深い意識にアプローチしていきます。

水中に入っている感じ

これは、私も何度かありました。

水中瞑想ってあるのですけど、そんな感じ。

海中に入っている感じです。

実はこれ「羊水」のイメージとも言われます。
羊水=水中ってわけです。

何となくわかります。

その頃のことは覚えてないけど・・・笑

これもなかなか深い体験になります。

穴の中にいる感じ

ちょっと洞穴っぽいところにいる感じ。

これは私は体感したことがないんですが、
これもあるあるなのだそうです。

洞窟や穴の中は囲まれた空間ということで、
安心感があるのかもしれません。

実際、インドには洞窟の中で
瞑想するやり方もあるそうです。

イメージが見える

フワーっと光が見えたり、イメージが見えるそうです。

それは、あるかも・・・・

光のイメージは結構、瞑想熟練者に多いようです。

こんな感じかな・・・

ある人はちょっとした神秘体験。
「紫の光に包まれた」という体験をしたんだそうです。
それが瞑想始めて10年目。

そうしたら、その人の先生に
「とうとうそこまで会得できたのかなー」
と言われたそうです。

「おっ、いよいよか!」って喜んだそうですが・・・

ところが、その次からまた全然何もなくなった・・・

これがとっても、面白いですね。

熱望して「来い!来い!神秘体験」などと期待していると、

たいてい来ない。笑

おそらく、何とも意識していない時なのでしょう。
そういうことが起きるのは。

至福感を感じる

これは「感覚」とかではないかもしれませんが・・・

至福感、まさに福に至る感じはあります。

これも続けいているとたいていあります。

でも、毎日やっていても
最初の4、5ヶ月はわからなかったです。

私が瞑想を習っていた時には、
よく「至福感」ってみんなの中で出てきていたんです。

ところが、多分半年近く経った時に
「ああ、満たされている・・・」って
感じがすごくありました。
本当に気持ちが満たされているって感じ。

これは何でしょうね。。。
「感謝」の気持ちもあります。

これも瞑想の体感としてよく言われるんです。
「至福感」があるって。

快感とは違う、至福感ですね。

ちょっと独特でした。

・・・・・という感じで瞑想で起こる「感覚」「体感」です。

どんな体感がいいとか悪いとかはありません。

また、何もなくても問題ありません。

でも、瞑想を続けていればよく起こります。

そして、ものすごく繊細な感覚が研ぎ澄まされていく・・・・
ぜひ、味わってみると面白いですよ! 

その他、私は瞑想を始めた頃に体感を記録していたことがありました。
参考までにご覧ください↓ ↓↓

 【体験集】瞑想初心者だった頃の私の体感記録

よくある瞑想の体感まとめ

・ボーッとする

・手足の感覚がなくなる

・水中に入っている感じ

・穴の中にいる感じ

・イメージが見える

・至福感を感じる

もし、「どうしてもうまく瞑想できてない気がする・・・」という方は、この記事をお読みになり、原因をさぐってみてください。

↓ ブログ記事

マインドフルネスができない理由とその解決方法をわかりやすく解説

瞑想中の感覚で変化したこと

頭とか心がなんとも心地よい感じになります。

瞑想の状態は
寝ている時と起きている時の間の
まだまどろみの状態
と言われるのですが、
まさにそんな感じです。

まどろんで心地よい感じ。
これが瞑想に深く入っている状態、と感じます。

↓ 実体験をまとめました。
私の瞑想体験談 毎日20分を7年続けるとどうなるのか

無の感覚はあるのか

よく言われる「瞑想をして無になる」ということですが、
私は正直、無になったという実感はありません。

それよりも上記に書いたように
「ボーーっと気持ちいい感じ」というのが私の実感です。

そもそも、人の脳の特徴から
なかなか本当に無のような状態になるのは難しいようです。

多分、お坊さんのようなプロでも無になったか、と問えば
「いいえ、全然」とか返ってきそうです。

せいぜい「無のような感じ」くらいではないでしょうか。

無は禅で言えば「悟った」と同じくらいの意味ですから。

ですのであまり無は意識せずに、
やるのが結果「無に近い感じ」になるのではないかと思います。

3 長期間続けた瞑想の効果とは

また、私が7年近く瞑想毎日続けて明らかに変わったと
思うのがやはり心の変化と脳の働きです。

心の変化 感情のコントロールができるようになった

まず、心の変化からいうと、
とにかく不安や心配事が起きたとしても、
それを秒で受け流すことができるようになったことです。

瞑想をすることで心のコントロールができ、
受け流せるようになります。

そのように気持ちが平常心に戻るととても楽です。

これは非常に快適な心の状態でいることができます。

今はだいぶ瞑想モードになるのが容易になり、
何かイライラすることがあったとか不安があった
となると瞑想してみます。

すると、20分の瞑想後にはすっきりしていたり、
気分が切り替えることができるようになりました。

脳の変化 脳が最適化された気がする

もう一つ、脳の状態が変わったのは、
これは特に朝瞑想すると、頭が非常に冴えます。

また、瞑想やっているときに、
アイディアが何かひらめくこともあります。

私はよく仕事のアイディアとか本も作っているので、
こんなアイディアとかいつもいつも考えています。

瞑想のだいたい中盤から後半にかけて、
アイディアが降りきて、
やる気が出てくることがあります。

アイディアは、何も意識していない時にふと降りてくるのです。以上が瞑想の感覚についてのまとめです。

瞑想の感覚というのは、
激しいものではなく、ごくごく繊細な感覚になります。
しかし、その繊細な感覚が感じられるようになったら
瞑想が上達したと言えるのではないでしょうか。


そして、何よりあなたの感覚や体感を信じてください。
そうすれば自ずと「ああ、瞑想できているな」
ということが掴めてくると思います!



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ABOUTこの記事をかいた人

日本一わかりやすい瞑想・コミュニケーションセミナー講師。小学生・大学生、社会人、外国人に約5000人以上、のべ1万時間の授業・セミナーを行ってきた。元早稲田大学非常勤講師。ビジネスパーソン向けのメンタルヘルス・ウェルビーイングのための瞑想セミナー、コミュニケーションセミナーを実施中。セミナー・講演・取材お問い合わせはサイトから