おすすめの本:稲垣栄洋著「生き物の死にざま」

死ぬということ

実は、数ヶ月前に私より年下の知り合いの方が突然亡くなりました。

一緒にお仕事した仲間でしたし、私はプロフェッショナルな彼のことを尊敬していたので、本当にショックでした。

まだ、40代前半でした。

何より、次の仕事について打ち合わせをしたのが、亡くなる1ヶ月前。

いつものように、話して、笑って(まぁ、あまり笑う人ではなかったけど)そして
「また、今度」とあいさつをしたのに・・・

「もっと、ああ言っておけばよかった」
「こうしておけばよかった」と、何だかとりとめもなく考えてしまいます。

これまで身近な人で亡くなったのは、
私のおばあちゃん、おじいちゃん、叔母さん、叔父さんとか・・・まぁ、こういうのは悲しいけれど順番だからしかたがない。

でも、今回はあまりにも若く突然だったので、今でも信じられないくらいなのです。

本当に、人のいのちは、はかないものです。

いや、人だけではない。

どのいのちも、はかなく、死ぬときはあっけない。

そして、どうやってそのいのちを輝かせるか・・・・と感じさせたのが今回の本です。

生き物の一生ってシンプル

この本は雑誌で紹介されていて、とても興味を持ち、読んでみました。

著者の稲垣栄洋さんは雑草生態学の農学博士です。

雑誌で紹介されていた、インタビューに「50歳になったとき、人生の意味ってなんだろう」と思って書いた、とありました。
そんなことがテーマです。

しかし、「人生」ではなく、「虫や動物、生き物の一生」のエッセイです。

そこに登場するのは
セミ、蚊、ウミガメ、ヒキガエル、シマウマ、ゾウなど身近な生き物やあまり知られていない生き物も出てきます。

そこに出てくる生き物の一生は、ほとんど

1 誕生

2 大きくなる(だいたい自分一人で大きくなる)

3 オスとメスが出会って、交尾する

4 子供を産む(メス)

5 3と4を繰り返すか、この段階で死ぬ

ほんとこれだけなんです。

人間だけですね。

学校行ったり、
試験受けたり、
恋愛したり(生き物は基本交尾だけが目的)、
就職したり、
人間関係に悩んだり、
お金を稼いだり、
老化を嘆いたり、
アンチエイジングとかやったり、
学んだり、
暇つぶしたり、
年金どうしよう、と考えたり・・・・

他の生き物が「生きることが目的」というシンプルなのに比べて、人間って何やってんだろー?ってちょっと思いました。

なんというか、生き物たちって超シンプルなだけに「潔さ」がある。

そして、いつもいつも食うか食われるか(飼い猫とか犬は除いて)危機感と背中合わせです。

というか、本当に「生きていることが奇跡」というくらいのサバイバルなわけです。

例えば、この本の中でも紹介されている蚊ですが・・・
人から血を吸うのも命がけですよね。

人に気づかれるまでのほんのわずかな時間が勝負なわけです。

私は蚊を見つけたら、必ず抹殺してしまいます・・・そうやっていのちを落としていくわけです。

しかも、メスの蚊だけが、卵を産むための栄養として血を吸うのです。
自分のお腹を満たすためではなく、子孫を残すためです。

なんて残酷な話なんだろうと思いました。

もっと残酷な話もあります。

ハサミムシです。

私、見たことありますよ。ハサミムシ。

あの大きな石の裏とかにいるやつ・・・
思い出すだけでも、ちょっと鳥肌立ってしまうのですが・・・

なんと、あの母ハサミムシ。卵を産んで、生まれてきた幼虫たちに、最後は自分の体を餌として食べさせるのだそうです。

えっーーーーーーーーーーーーー!!ショック。

しかも、このエッセイには母ハサミムシはまるで、子供達に腹の柔らかい部分を差し出すかのように食べさせる、とあってますます驚きました。

しかし、ハサミムシに「子供たちのために犠牲になっている」という意識はもちろんありません。
感情はもちえません。

それはハサミムシに生まれつき与えられた、本能。言い換えると天命みたいなものです。

私は、もう、ページをめくるたびに、そんな虫や動物たちの驚くべき習性を知って
「うわー、残酷」
「えっー!!!そんなことするの」と感じていました。

でも、そのときふと気付いたのです。

「残酷」なんていう感情は人間のおごりではないか、と。
それは私たちが感情を持っているから、そんな解釈をしてしまうのではないか。

かわいそう・・・なんていうのは人の解釈にすぎません

人間以外の生き物は、ただ粛々といのちを全うしているだけなのですね。

生き物たちは、本当にシンプルに天命にしたがっているんですよね。
それに良い悪いも、もちろん残酷もない・・・。

そこに色をつけるのは、解釈をつけるのは人間の一方的な感情なのです。

また、ここで私は老荘思想と同じものを感じました。

「ただ、生きろ」と。

これは人のいいところでも、あるのですが「生きる」ということを複雑にしすぎです。

生きがいとか
やりたいこととか

はたまた

承認欲求とか

そういうことを考えすぎて、人生の迷路に入って、しまいには心を病む、とか・・・・

まずは
「ただ、生きろ」
生きるだけで、幸せ。

生きているだけで満点。

今日も生きているだけでとりあえずオッケー!

なぜなら、今日も死ななかったから。

このサバイバルゲームを生き抜いている、虫や動物についてのこのエッセイを読むと、じわじわとそんな感じが湧いてきました。

生き物たちは「ただ、生きろ」と静かに、言葉ではなくその生き様と死に様で教えてくれる。

 

私たちには、死はときに受け入れがたいほど苦しいけれど、生き様と死に様は同じ。
そんなふうにちょっと受け入れやすくさせてもらった、

そんな本でした。

生き物の死にざま

 

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ABOUTこの記事をかいた人

日本一わかりやすい自己啓発・瞑想インストラクター。これまで小学校の教員として、また、大学生、社会人、外国人に講師として約1000人以上、のべ1万時間の授業・セミナーを行ってきた。特にビジネスパーソン向けの「わかりやすい話し方」研修の経験を踏まえて、「日本一わかりやすい体験型自己啓発・瞑想セミナー」を実施中。