ウェルビーイング取り組み企業事例14選

人的資本経営において従業員のウェルビーイングは重要視されています。

しかし、「ウェルビーイングといっても何をしたらいいのだろう?」と具体的な施策を出すことが難しいのが現状です。

今回はそのように感じている方々向けに、各社の具体的な取り組み事例を14選ご紹介します。

そして、そのような取り組みをした後どのような効果測定方法があるのか、また、各社が取り組めそうな施策もご紹介していきます。

「これはできそう!」ウェルビーイング取り組みの事例紹介

1 アサヒグループホールディングス株式会社

社員の健康と安心・安全、ウェルビーイングな組織作りを目指し、健康経営を推進しています。

会社・事業所別の健康レポート作成で、課題を経年的に可視化し、改善に向けた健康取り組み、PDCAのサイクルを回しています。

プログラムの選択制、フィードバックの拡充、健康保険組合との連携強化等で、特定保健指導実施率は対前年約1.7倍に大きく改善しました。

2 ニッポン高度紙工業株式会社

各施策を通じて従業員の「こころと身体の健康」の保持増進「働きやすい職場環境づくり」に努め、ウェルビーイングを進めています。

また、全従業員対象の健康づくり研修を実施しました。テーマは従業員の要望等を踏まえて決定し、研修内容の理解度は毎年98%以上で推移しました。

3 株式会社KSK

従業員の心身の健康増進、強いエンゲイジメント(絆)で結ばれた職場環境、そして従業員の成長に向けた志をサポートする人間中心の経営により、一人ひとりが社会への貢献を実感できるウェルビーイング経営を進めています。

社内サーベイの結果、様々な健康に関する施策の実施により、健康指標やエンゲイジメントが高まっていることが確認できました。

4 株式会社バリューHR 

自社開発サービスをフル活用した「早期発見・改善・予防」を軸とした「健康づくり」と「コミュニケーション活性化」を併せた取り組みで、働きやすい職場環境の提供とウェルビーイングの実現を目指しています。

社内コミュニケーションエリア「Valco」での飲食の提供、健康情報ライブラリー設置で社員間のコミュニケーションが活性化しています。

5 リクルートホールディングス株式会社

従業員が柔軟な勤務時間を選択できるフレックスタイム制度を導入しています。

これにより、従業員は自分の生活スタイルに合わせて仕事を調整し、ワークライフバランスを向上させることができます。

6 サイバーエージェント株式会社 

オフィス内にフィットネスジムやマッサージチェア、健康診断コーナーなどの健康促進施設を設置しています。従業員は仕事の合間にリフレッシュすることができ、健康を維持することができます

7 グーグル合同会社

従業員に対して様々なウェルネスプログラムを提供しています。例えば、ヨガクラスやフィットネスクラス、健康食品の提供などが挙げられます。
これにより、従業員は健康を維持し、ストレスを軽減することができます。

8 カルビー株式会社

健康診断や定期的な健康セミナー、運動プログラム、栄養指導などを通じて従業員の健康管理を支援しています。また、フィットネス施設の提供や社内スポーツイベントの開催など、健康づくりを促進する施策も行っています。

フルフレックス制度を導入して、モバイルワークを導入。単身赴任も解除にしました。

9 マツダ株式会社

従業員が柔軟な勤務時間を選択できるフレックス制度を導入しています。これにより、従業員は自分の生活スタイルや家庭の都合に合わせて仕事を調整しやすくなっています。

10 ユニクロ株式会社

従業員のストレスマネジメントを支援するためのプログラムを提供しています。ストレスチェックやカウンセリングのほか、ストレス解消のためのイベントやワークショップを定期的に開催しています。

11 三菱電機株式会社

従業員向けのワークショップを定期的に開催しています。コミュニケーションスキルの向上やストレス管理、ワークライフバランスの実現など、従業員のスキルアップや心理的なサポートを提供しています。

12 ローソン株式会社

従業員のメンタルヘルスを支援するためにストレスチェックやカウンセリングの提供、メンタルヘルスに関する啓発活動を行っています。また、メンタルヘルスに関する専門家との協力体制も整えています。

13 パナソニック株式会社

従業員の快適な作業環境を整えるために、エルゴノミクスに配慮したオフィス環境を提供しています。これには、適切な椅子やデスク、作業スペースの配置などが含まれています。

14 ソフトバンク株式会社

従業員のストレス軽減やリフレッシュを促すために、オフィス内にリラックスルームを設置しています。従業員はリラックスや休憩を取ることができ、ストレス解消に役立ちます。

以上が取り組み例14選です。「これは我が社もできそう!」と思える事例があったのではないでしょうか。

ウェルビーイング取り組みの効果測定

では、次にウェルビーイングの実践を行なって定量化するにはどのような方法があるかを挙げてみました。

  • 社員アンケート:
    社員が働く環境や仕事スタイルなどに対する意見を調査することで、職場のウェルビーイングの現状を把握することができます。

  • ストレスチェック:
    社員のストレスレベルを測定することで、仕事や生活から引き起こされるストレスを把握することができます。
  • 健康診断:
    社員の健康状態を評価することで、仕事や生活に影響を及ぼす要因を把握することができます。
  • 生産性評価:
    社員の仕事生産性を評価することで、仕事に対するモチベーションや環境などの影響を把握することができます。

    その他、計測方法としては「幸福度診断」と無料診断サービスもあるようです。

このように職場のウェルビーイングを定量的に評価することで、現状を正確に把握することができ、改善点を明確にすることができます。

また、改善結果も定量的な測定方法を用いて評価することで、効果を確認することができます。

ウェルビーイングを促進する施策例

上記の取り組み効果測定を整理していくつかの共通の項目に分けてみます。
御社での取り組みのご参考になさってください。

健康経営の取り組み(ストレスチェック、健康診断、運動の取り組み、メンタルヘルス研修など)

ウェルビーイングの取り組みとして一番あるのが「健康経営」の取り組みで、各社様々なことを行っています。

ちなみに「健康経営」と「ウェルビーイング」との違いは健康経営は身体的な健康を指しているのに対し、ウェルビーイングは心の領域、メンタルヘルス、快適さ、幸福感なども含んでいるより広範囲をカバーしていることです。

いずれにせよ、身体の健康と心の健康は強く結びついております。
ですから、身体の健康、健康経営の実施はウェルビーイングの取り組みとして有効であるのでしょう。

「社内コミュニケーション活性化」(1on1、社員同士の交流の場つくり、機会つくりなど)

国際調査において、日本人の傾向で「職場の人間関係」を重視しているということがあります。



そう考えると社内でのコミュニケーションはとても重要です。
社内コミュニケーションの活性化でいうとまずは「量」の側面で、コミュニケーションの機会を増やすことがポイントになります。

また、「質」の問題では意義のあるコミュニケーションということで、報連相や会議などで自分の意図を正確に伝えるコミュニケーションのスキルが必要になってくるでしょう。

フレックスタイム

フレックスタイムの良い点は「自分でスケジュールを組める」ということでしょう。
時間の自由なコントロールは人の幸福感をあげます。



これを実現させるには社全体で個々人のタスクを明確にし、情報を共有する組織づくりが必要になってくると思います。

リラックスルーム・リラックスタイム

仕事の合間の休息が生産性を上げることは近年の調査でわかってきています。
ですから、仕事の合間のリラックスは重要ですし、ウェルビーイングな状態にもなります。

また、このリラックスタイムに軽い運動をしたり、リラックス活動をすることはとても良いと思います。

具体的に10分くらいでリラックスできる方法を知りたい場合にはこちらをご覧ください

↓ ↓↓

すぐ自分を落ち着かせる方法:3分間・10分間・20分間でできること

最後に、ウェルビーイング研修の例を挙げているブログ記事はこちらをご覧ください

↓ ↓↓

ウェルビーイング研修を成功させるためのポイントとは(目標・内容・効果測定)

以上のようにウェルビーイングは各社さまざまな取り組みを始めています。
ウェルビーイングの状態では、生産性アップ、創造力もアップすることがわかっており今後も全ての企業や社会で重要なトピックになりそうです。

この記事がそれらの具体的な実施のイメージがわく一助になれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

日本一わかりやすい瞑想・コミュニケーションセミナー講師。小学生・大学生、社会人、外国人に約5000人以上、のべ1万時間の授業・セミナーを行ってきた。元早稲田大学非常勤講師。ビジネスパーソン向けのメンタルヘルス・ウェルビーイングのための瞑想セミナー、コミュニケーションセミナーを実施中。セミナー・講演・取材お問い合わせはサイトから