勉強に集中できない時に・・・瞑想のススメ

わかっているけど、集中できない・・・・

「ああ、勉強しなくちゃ・・・」と思えば、思うほど他のことを考えてしまう・・・とか、他のこと(部屋の片付け、本を読む、スマホを見ちゃうなど)をしてしまう経験は誰でもあると思います。

これが試験前であれば、あるほどそんな状態になってしまうんですよね。

そんな悩みに朗報です!
勉強に集中できない」ときには、瞑想をオススメします。
これで、集中力がアップして、試験もバッチリ点数が上がります

まずは、その証拠の事例を紹介しましょう。

ここにあるように、学生を対象にした調査で、6ヶ月瞑想を実施した学生は、していない学生と比べて学力が向上した数が約2倍だった、というものです。

この飛躍的な学力アップの秘密はやはり「集中力」にある、といってよいでしょう。

瞑想と集中力の関係を探っていきたいと思います。

私たちは集中していないのが「普通」

まず、
「私、集中力ない・・・」と感じている人は多いと思うのですが、それは実はごくごく自然なことです。

なぜなら、私たちは行動しているうちの47%は、今やっていることとは違う「他のこと」を考えています。

それはこんな調査から言えます。

*ハーバード大学の心理学者マット・キリングワース博士の研究調査

【被験者】1万4千人以上。集まったデータは65万程度
男女 18−80歳
【質問項目】
1「今何をしているか?22項目の中から選ばせる」
2「今やっていること以外のことを考えているか?」
3「今の幸福度は3段階評価でどれか」
をiphoneから随時シグナルが送られてきた時に入力してもらう

するとわかったことは・・・先に書いたように全体の活動時間のうち47%が他のことを考えていた、という結果でした。

やっている活動のうち約半分は集中していない。
そんな真実がわかったわけです。

だから、私たちは集中していないのが普通。

まして、よほど意欲がないと勉強には集中できないですよね。気持ち的にも。

瞑想で「今、ここ」に集中する

そこで、そんな状態を打破するのが「瞑想」です。

瞑想をすると、集中力が上がる、という調査研究はたくさん出ています。

その中でも特に注目したいのは「シータ波」。

詳しくはこちらに書いてあります。
瞑想をすると眠くなるのはなぜか?:シータ波のヒミツを解説
要するに、集中しているときには「シータ波」が出ている状態で、瞑想をしているときにもシータ波が出やすい、ということ。

シータ波はまどろみと覚醒が両方やってくる状態なのです。

そして、瞑想をしているときはそんな状態であると脳波測定の結果から出ています。

瞑想はもちろん勉強だけでなく、さまざまな状況で集中できるようになるので本当にオススメです。

では、瞑想のやり方とその注意点について解説しましょう。

瞑想に入る前の注意点

1 なるべく音や明るさなどが入らない状態で行う

→静かな、明るすぎない場所。もし家族と一緒に住んでいる場合には
途中に大きな声や音など立てないようお願いしておきましょう。

2 食後やアルコールを取った後は避ける

→食前が良い。お腹一杯だと意識が消化の方にいってしまうため。

3 眠ってしまってもよい

→ただし、眠るためにはやらない。ですから、
椅子にでもよいので座って行いましょう。横にはならない。

4 雑念が浮かび上がってもよい

→雑念を払いのけようとして、イライラするのはよくありません。

5 20分間はタイマーなどでは測らず、時計をチラッと見て測る

→タイマーだとその音に驚くので、避けたい。

時間はだいたいでいいので

薄眼を開けて時計を見て、だいたい20分過ぎたら

瞑想をやめてください。

そして、とても大事なことは

瞑想を頑張らないことです。

あぐらで足がしびれてきたら

足をくずしてください。

椅子に座ったり、壁に寄りかかったても

構いません。

瞑想は寝るのと起きているのの

はざまくらいで行うんです。

だから、ゆる〜くやることが大事。

雑念がいろいろ出てきたり

集中できなくても

決してイライラしないで!

瞑想の仕方 超簡単5ステップ

ステップ1 あぐらをかくか椅子に座る

コツ1 もし、床に座るのだったら座布団などを
2つ折りにして、お尻の下に敷くといい

コツ2 手のひらは上向き

コツ3 体を左右に揺すって、お尻の下のコリコリした骨、
坐骨(ザコツ)を床に突き刺すイメージ


ステップ2 まぶたを閉じる

コツ  ぎゅっと閉じずに、目を閉じたまま
下向き45度くらいを見ているイメージ


ステップ3 ゆったり深呼吸を始める

コツ1 ゆったりと深呼吸を10回くらい繰り返す
コツ2 鼻から吸って、鼻から吐く腹式呼吸
コツ3 深呼吸のリズムは 吸って3 吐いて6 くらいのカウントで


ステップ4 20分間そのままの状態で座り続ける
コツ 自然な呼吸で行う

ステップ5 20分間終わったら、続けて5分−10分横になる
コツ ただゆったりと・・・

そして・・・
ゆっくり起き上がる

まずは、これだけです!

もっと、詳しく動画で知りたい人はこちら

「マインドフルネス瞑想入門講座 紹介動画」

集中すると幸福感もアップ

そして、先ほどの

*ハーバード大学の心理学者マット・キリングワース博士の研究調査では、「今、ここ」に集中すると幸福感が上がる、という結果がでました。

アンケート結果で「今何をやっているか」よりも「今やっていることに集中しているか」の方が「快適」と感じる割合が多かったのです。

まぁ、これは実感としてもわかりますよね。

集中したときには「充実感」ありますから。

そんなわけで、ぜひ瞑想で集中力を高め、勉強に集中してみてください。

点数がアップしたり、合格したりするのも嬉しいですが、何よりあなたの幸福感が上がるのです!

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ABOUTこの記事をかいた人

日本一わかりやすい瞑想・コミュニケーションセミナー講師。小学生・大学生、社会人、外国人に約5000人以上、のべ1万時間の授業・セミナーを行ってきた。元早稲田大学非常勤講師。ビジネスパーソン向けのメンタルヘルス・ウェルビーイングのための瞑想セミナー、コミュニケーションセミナーを実施中。セミナー・講演・取材お問い合わせはサイトから