苦境てんこ盛り、元子の人生
もう、最終回なんですけど今さら、初めて「黒革の手帖」をGYAO!で見ました。。。。(9月9日現在)
なんかー、韓国ドラマ並みの展開で笑っちゃうけど、惹かれる。
あー、次回最終回か・・・
ところで私が見た、第7話1回だけでも、主人公元子は苦境の千本ノック!!
第7話ストーリー
 
 http://www.tv-asahi.co.jp/kurokawanotecho/story/0007/
*肖像権とかありそうなので写真は載せれません。悪しからず・・・
【第7話 ストーリー】
 元子、元職場の銀行の上司村井と同僚波子に自分の店「カルネ」を奪われる
 ↓
 新しいママ 波子に「私の靴舐めたら店返してやる」と言われる
 ↓
 不倫相手の安島の子を妊娠
 ↓
 指導してもらった銀座バー「燭台」のママに相談するもこれまでの経緯から「あんたが悪い、銀座を去れ」と言われる
 ↓
 安島の紹介弁護士に「この契約書はいい加減だから、裁判したら勝ちます」と言われる
 ↓
 新しいママ 波子に「弁護士先生が大丈夫と言っている」と話している最中に弁護士から「あの話はなかったことに・・」と電話が入る
 ↓
 弁護士が「安島先生もこの件から手を引いた方が・・・」と言う
 ↓
 知り合いのオカマ牧野から「他の弁護士を紹介する、兄弟が弁護士だから」救いの手が。。。
 ↓
 早速新しい弁護士に会いに行くも、なぜが元銀行の上司村井がいる。牧野が裏切る。
 ↓
 ふと、昔の銀行の前を通りかかり、巡回中の警察官に尋問を受け、走って逃げる
 ↓
 逃げている途中、階段から転げ落ち、流産。入院。
これだけ12個も苦境に立たされ、でも「私は負けない、店は渡さない」って言ってます。
 そして、この話の影の大ボスのところに直談判に行こうとする元子は「あんたはロボットか?」ってほど不死身、普通人間であればもっと落ち込むでしょう。。。
なんか私笑いながら見ちゃった。。。と言うことで、そんなたった1話だけで12個の苦境に立たされた元子に贈る励ましの名言を厳選して見ました。
第7回目のストーリー展開に合わせた名言を選んでいきます!
 *私、第7回しか見てないんでディテール間違っているかもしれませんが、あしからず。
では、まず「1 元子、元銀行の上司村井と波子に店を奪われる」なんですが・・・
まぁ、村井と波子は元子がいた銀行の上司と同僚だったそうじゃないですか、そして、2人とも元子のことは恨んでいるようです。
 そんなシーンで元子に贈る言葉:
「袖触れ合うも他生の縁」
 →人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起こるものだから、どんな出会いも大切にしなければならないという仏教的な教えに基づく。
そんなところで、そんなタイミングでまた会うなんて・・・だから恨み買うことやっちゃダメだって。。。
 人生って全てご縁ですよね。それは良い意味でも悪い意味でも。
 だからなるべく良い意味で使いたいです。
 元子、因果応報ってやつだよ。
「2 新しいママ 波子に「私の靴舐めたら店返してやる」と言われる」
 これは単なるひどいいじめ返しなんですが・・・だいたい舐められたって気持ちワルいだろー。
 そんなシーンで元子に贈る言葉:
何かにつけて憤怒をいだくうちは自己を制御していない。すべての悪に対しては、平静な低抗が最高の勝利をおさめる。 スイスの哲学者 ヒルティ
これすごい!ヒルティすごい!誰もが怒り感じる時に、怒らない人って怖いもん。何事も怒ったら負けと思います。
 冷静に、そして的確に反論ってできますもの。
 そして感情的になって相手との関係を悪くしても何もいいことないし。
 元子も悔し涙をうっすら浮かべて、「キーーーッ」とは怒らなかった。
 お店のために波子の靴のところまで近づけた。
 そして、波子は「時間切れ」とか言って終わるんだが、元子が怒らないことで波子が大馬鹿に見えるんで、これはいい対応だと思う。
「3 不倫相手の安島の子を妊娠」
 これは元子は安島に真実を言わないでおくところが、冷静すぎ強すぎで「あんたロボットか」って感じですが・・・
 そんなシーンで元子に贈る言葉:
 他人の悲劇は、常にうんざりするほど月並みである。
 サロメという演劇の作家で有名なオスカー・ワイルドの言葉。
 この場合、他人ではなく自分(元子)ですが・・・
 自分だと「どうして私だけがこんな・・・」って思いますが、客観的に見ると「不倫の子、妊娠」ってよくある話・・・
 もうさ「自分だけはないでしょう」って、そんなことないから!
「4 指導してもらった燭台ママに相談するもこれまでの経緯から「あんたが悪い、銀座を去れ」と言われる」
 指導いただいたママからも見放されてしまったらしい・・・自業自得らしい・・・
 そんなシーンで元子に贈る言葉:
 才能とは、自分自身を、自分の力を信じることだ。
 ロシアの作家ゴーリキーの名言。
ここでは才能って元子の「忍耐力」「強さ」ですね。育てのママからも見放されてしまいますが、それでも「店は守る」と誓い、信じる元子。
 こんな言葉を贈るとますます強くなれるかも!
 本当に自分を信じ切ってる人って、ある種「振り切っちゃている人」変人です。
 だから、普通できないことができるんですよね。
「5 安島の紹介弁護士に「この契約書はいい加減だから、裁判したら勝ちます」と言われる」
 ずっと苦境だったのが一転、安島のおかげでなんとかなりそう!
そんなシーンで元子に贈る言葉:
 好事魔多し
 有名なことわざですが、自分を戒めるのにいい言葉ですよね。
 ただ、元子にはもっと早く教えたかった。
 知っていたらこんだけドカドカ苦境が押し寄せなかったのに・・・
「いい時こそ、魔がさすからね」っていうこと。
 浮かれすぎちゃいけない。
 燭台のママも言ってたよね。
「6 新しいママ 波子に「弁護士先生が大丈夫と言っている」と話している最中に弁護士から「あの話はなかったことに・・」と電話が入る」
ほら!そんなにすぐ上手くはいかないですよ。
 これは裏のドンがあまりにも怖くって弁護士は手のひら返して保身に走ります。
そんなシーンで元子に贈る言葉:
 禍福はあざなえる縄のごとし、万事塞翁が馬
災いと幸福は表裏一体で、まるでより合わせた縄のようにかわるがわるやって来るものだ。
 不幸だと思ったことが幸福に転じたり、幸福だと思っていたことが不幸に転じたりする。
その意味のまま。
 まぁ元子の人生自体が万事塞翁が馬なんですが・・・・
でも、これって不幸な時にはすごく心強い。
 いつまでも不幸が続くわけではない、って捉えられます。
「7 弁護士が「安島先生もこの件から手を引いた方が・・・」と言う」
裏のボスが怖い弁護士は、元子の目の前で安島に「もう、手を引け」って言うんです。
そんなシーンで元子に贈る言葉:
 名の名とすべきは常名(じょうみょう)にあらず
 これは名言というより「老子」の道徳経に出てくる一節です。
解釈としては「名前、肩書き」で人を信じすぎてはいけない。
 有名、名声があると言って信用できるとは限らない。
その人となりを信じなさい。っていう意味。
弁護士とか肩書きで信じやすいけど、実はそうでもないこともある。
「9 知り合い牧野に「他の弁護士を紹介する、兄弟が弁護士だから」
 この時点でも、また拾う神あり、って感じで救われるんです。
そんなシーンで元子に贈る言葉:
2度あることは3度ある
 ええ、はい、もうお分かりでしょう。。。
 元子のこれまでの人生から言って、そうは簡単にことは進まないんですよね。。。
10 早速新しい弁護士に会いに行くも、なぜが元銀行の上司村井がいる。牧野が裏切る
 オカマの牧野は「あなたの味方だから。。。」って優しい言葉かけていたのに・・・。ひどいよ!
そんなシーンで元子に贈る言葉:
 もし誰かが一度だけあなたを裏切ったのなら、それは彼らの責任です。
 もし彼らが二度もあなたを裏切るのなら、それはあなたの責任です。
If someone betrays you once, it’s their fault; if they betray you twice, it’s your fault.
Eleanor Roosevelt (エレノア・ルーズベルト)さん、この方はあのルーズベルト大統領の奥さん。
 ファースト レディですね。人権活動家でもあったそうです。
確かに真実。。。
うーん、元子、あんたどっちだ?
11 ふと、昔の銀行の前を通りかかり、巡回中の警察官に尋問を受け、走って逃げる
 これまで元子が悪いことやったとはいえ、巡回中の警察官が突然「身分証明書見せてください」とか言えるもんなんだろうか??
 いくら何でも、無理くりすぎないか?
私は見てて思いました。
 元子が拒否して、急ぎ足で去ると追いかけてくるって・・・
私だって、香港の街で警察官に「パスポート見せて」て言われた時に「今ないよ」って言ったら、引き下がったけどね。
そんなシーンで元子に贈る言葉:
 苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ。
 ウィリアム・ジェームズ(心理学者)
確かに、なぜ、あそこで逃げたのでしょうか。
 やましい気持ちがあったので思わず、走っちゃったんですが、「警察だからってそんなことする権威はない」とか言って「録音させてください」「あなたの所属と名前は」って脅せばよかったのに。
さすがの元子も冷静さを失って衝動的に行動すると、失敗してしまいますね。
12 逃げている途中、階段から転げ落ち、流産。
 で、こんなになっちゃった。
 そんなシーンで元子に贈る言葉:
 A rolling stone gathers no moss(転がる石には苔が生えぬ)
 す、すいません。元子流産しているのに。
 ちょっと不謹慎ですが、階段を転がる(よくドラマである)シーン見て思いついたのが、これ!
これは良い意味と悪い意味があるそうです。
 良い意味:活動的にいつも動き回っている人は能力を錆びつかせない
 悪い意味:職業や住まいを転々とする人は成功できないだそうです。
そして、最後に元子へ総括して贈る言葉としては
 天下のこと順逆なし、我が心に順逆なし
 佐藤一斎:言志四録より
自分の捉え方しだいで、順境、逆境、人生良い悪いは決まるんだよ。
元子自身も自分でも自業自得だって言ってたけど、本当そうだね。。。
でも、それも取り方次第。これを機に改心すれば成長できると思います!
ということで、「黒革の手帳 元子に贈る13の名言でした」
 あなたも人生の苦境に立たされた時、これらの言葉を励みしていただけたら幸いです。





 
  
  
  
  
  
  
  
 






コメントを残す