もしも、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)氏が瞑想していたら・・・・
ミサイルを打ち上げることはなかっただろう
もちろん独裁者になることも、世界制覇を目指すことも、国民を餓死させることも、
そして
トランプ氏を憎むこともなかっただろう
一方、もしも、アメリカのトランプ大統領が瞑想していたら・・・
金正恩の挑発に乗ることはなかっただろう、そして、もう少し
大国の大統領らしくインテリジェンスを感じさせるような、つぶやきをしていたかもしれない。
何が言いたいかというと、瞑想は攻撃性を減らし、冷静になれるんです。
なぜなら、自分のことを俯瞰することができるようになるから・・・
脳科学的には、冷静な脳(神経系)に変わることができるんです。
瞑想で。
あっ、あと・・・
金正恩はどう見てもカロリーオーバーな食事しているはずです。
トランプも若干・・・
国民が餓死しているのに、恰幅(かっぷく)良すぎ・・・
瞑想していたら、きっと自己コントロールできて、もう少し平均的な体型だったのではないでしょうか。
そんなふうに、今世界が注目のリーダーたちを見ていると、リーダーにとって必要なことは「自己コントロール力」。
スピーチとかプレゼン上手いとか、そんなのはどうでもいい。
まずはリーダーとしてテクニックよりも自己コントロール力つけようよ、と。
もちろん、自己コントロールはリーダーじゃなくても必要ですよね。
自己コントロール、自制心を測るもので有名な実験で「マシュマロ・テスト」っていうのがあります。
その内容は・・・
4歳の子どもたちの目の前に1個のマシュマロを置く
「すぐ食べずに15分待てたらもう1つマシュマロをあげる」と言い残し、実験者は部屋の外へ出ていく
というシンプルなもの。
で、その後、20年にわたって子どもたちを追跡調査したところ、マシュマロをがまんできなかった子どもほど、
肥満の割合が多い
コミュニケーション能力が低い
ドラッグや犯罪に手を染める確率が高い
ってな傾向がハッキリ出たというんですね。
これだけ見ると、自己コントロール=ストイックな感じがしますが。
でも、結局ストイックというより「物事を冷静に見る」ってことではないでしょうか。
それは、「物事」だけではなくて「自分自身を冷静に扱う」ともいえると思います。
つまり、目先の感情に振り回されない、ってこと。
「感情」ってやつは本当にやっかいです。
自分の感情のくせに、全然いうことを聞いてくれません。
そんな、感情をなんとか乗り越えていく、そして自己コントロールしていくには「先の目的を常に意識していること」
これは例えば、金メダルを目指しているアスリートなんか考えてみるといいと思います。
彼らは、まぁとにかく尋常じゃないストイックさで毎日、しかも10年以上とか練習しています。
それはひとえに「金メダル」を取りたい、ってことを毎日10年考えているからですよね。
本当にそうだと思います。
ビジネスで成功している人たちって色々なタイプがいますが、結局長く勝ち続け、大きな成功を手に入れた人ってものすごく、泥臭い、地道な努力を継続しています。
そして、目先ではなく大きな目的を持っています。
それは、大風呂敷って言ってもいいくらい・・・笑
まとめてみると自己コントロール力をつけるには
1 自分の感情に振り回されない冷静さ
2 目先ではない、大きな目的を意識すること
そして、瞑想は1を達成するのに、脳の作りから変化させていくので、とても有効です。
「冷静脳」にするんです。
で、話を北朝鮮の金正恩氏に戻すと
金氏には1 は瞑想をお勧めします。
そして、2は目的が「独裁的なリーダーシップ」であれば、それはそもそも目指すこと自体が間違っているということです。
でも、その目的が間違いだと気づくことも 1 「冷静さ」を身につけたら、わかるんじゃないかと思います。
冷静に前述したマシュマロ実験の映像でも見せてやって、
「ねぇ、キムさん、このマシュマロ食べた子どう思う?」って言って気づかせることがいいと思います。
大人も子供も同じです。
「自分だけ良ければそれでいい、俺は世界のルール」っていう考え方は最終的には、自分で自分の首を絞めることになります。
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