人脈づくりはいらない、という本当の意味は・・・
私は異業種交流会が嫌いです。
そこで使われる「人脈づくり」という言葉も好きではありません。
「人脈づくり」に「異業種交流会」にいくというのは・・・・
「人を利用する」ことが目的で仲良くする、ってニュアンスがあって、それは「人と関わる」「人とつながる」本質とは違うでしょう、と思うのです。
それと「私、わりと人脈あるんです」っていう人に限って、わりと大したことないっていう・・・・笑
そこで、「人脈づくりはいらない」の意味について、お話ししたいと思います。
No more 映画泥棒 ならぬ、 No more 人脈づくり です!
No more 人脈づくり1 人脈を狩しに行く
ここで私がいらないっていっている人脈づくりとは「狩型」の人脈づくりですね。←私が勝手に考えた。
まるで異業種交流会に狩りをしにいくように、獲物を探しに行って誰かと名刺交換してくるようなやつ。
これ「狩型人脈作り」
こういうのは私無理です。
だいたい逆の立場だったら、どうなんだろう・・・・って。
自分が獲物にされていたら、なんか私の顔なんか「お金」に見えているんだろうなー、と。
「人脈づくり」を目的にしてはいけないと思います。
少なくとも私はしないし、されたくないですね。
人脈って、気づいたらできちゃった、っていうものだと思います。
誰かと仕事をするとき、お互いにプロの仕事をして信頼関係を築く。
それで、結果を出して気づいたら「人脈」になっていた、というケースがほとんどではないでしょうか。
実際のところ、仕事や知り合いの紹介などがきっかけで出会い、付き合いを深めていくうちに、「友達」あるいは「尊敬する人」となり・・・
そして、そういうケースの方が絶対長く続くし、こじれる可能性も少ない気がします。
そう考えると、「狩」に対して「育てる」がキーワードですかね。
人間関係って育てるものなんですから、人脈も育てる。
草花の手入れをするように、丁寧に育てればきっと花が咲くわけです。
No more 人脈づくり 2 人脈の数を増やす
これはわかりやすくいうと、名刺の数=人脈。。。ってナイナイ。そんなこと。
これってまさに、異業種交流会に人脈づくりに行くって感じでしょう・・・
まぁ、そんなふうにしてもらった名刺って使うことないですよね。
私も散々名刺いただきましたけど、全然使ってない!(まぁ、自慢にはなりませんが・・・)
特に個人での繋がりとなると本当にすぐfacebookを交換して、やりとりになってしまいますよね。
あとは、以前からの知り合いの方との仕事は私の独立後の名刺さえ、渡していないし・・・・
電話かけちゃうし・・・
まぁ、ここまでグダグダなのはあまり真似しない方がいいかもしれませんが、でも、人間関係、人脈の本質は決して「名刺の数」ではない。ってことです。
ちゃんと繋がるタネを見つけ、育てていくことです。
そもそも1回で何十枚名刺もらっても、それを管理できないのでは仕方がないですよね。
・・・って、管理できていない私がいうのもなんですが、でも、言えるのは「そんな量の名刺をちゃんと管理して、育てている人は見たことがない」ってことです。
やはり人って、ある一定の量を超えると人間関係、少なくとも「人脈」となるような関係築くのは難しいです。
そりゃそうですよね。
昔、教員やっていましたから1度に1クラス30人の子供たちと関わるのって、そりゃもう大変。
薄くなりますよ。
また、会社に勤めていた時も30人の社員くらいでも、全然話しをしない人っていましたもん。
限界値ってあります。
ということで、数は人脈づくりとは関係ないってことです。
No more 人脈づくり 3 興味がある、好き < 稼いでる
よく、いうじゃないですか。。。
「ここ最近であった人5人上げてください。」
「その人たちの平均年収があなたの年収です」って。
もー!!そういうの。みんな、金!ですか?
人って金ですか、って思う。怒
例えば、相手に興味を持つって、その人の稼ぎより、その人の人柄とか面白さとか、色々好みによっても違いますがその人自身に対してじゃないですか。
例えば、「まだ稼げてないんだけど、元気とやる気と夢がある若者とか面白そう、会ってみたい!」とか思いませんか。
・・・・って、思うんですよ。
今はやる気のある若い人応援したいな、って思います。
それも結局人脈に繋がるんだと思います。
まずは「人脈づくり」より「相手への興味」なんじゃないかと。
これは若者ではないんですが、私はよく「これは面白い!」と思った著者には会いに行きます。
セミナーとかたいていやっているんで、それで、知り合いになったり、友達にまでなって食事したりまでしました。
どうして、そこまでなれるのかというと「相手への興味」です。
本当それだけです。
年収なんて知らないよー。
No more 人脈づくり 4 中身が薄っペラい
これは、そもそもなんですが、中身が薄い人が「人脈」を狩しに出かけても興味を持ってもらえません。
本当に真実ですね。
まぁ、むしろ「人脈づくり」を狩に出かけようとする時点でダメなのかも・・・・
中身あるなら、外から声かかるでしょう。。。
また、今は情報発信がいくらでもできますから、会いに行かなくても、それを見てくれた人が声かけてくれんじゃないかと。
とにかく、1 中身を磨く、興味を持ってもらえる人になる 2 人脈づくり って順番ですね。
誰かからお金いただいて価値を提供したり、出会ってメリット感じさせるにはそれなりのものがないとダメですよね。
積み重ね、継続した努力がいるってことです。
そして、人が必死に努力しているのは、興味あります。感動も与えます。
そうすると、これもまた「人脈」につながっていくわけです。
No more 人脈づくり まとめ
1 人脈を狩しに行く
2 人脈の数を増やす
3 興味がある、好き < 稼いでる
4 中身が薄っペラい
人間関係はそもそも、築いて、続けていくことが難しく工夫が必要です。
一方で仕事をする一番の醍醐味(だいごみ)は「誰とするか」だと思うのです。
これは一番難しいので、一番面白味があるとも言えるのです。
そういう意味では私はずいぶん人に恵まれてきたなー。
本当に仕事を通して、いろいろな方から学ばせてもらったと思います。
ひたすら、そんな素晴らしい出会いのためだけに仕事をしていた気がする。。。
それで、気づいたらそれが「人脈」みたいなものになっていた。
特に、こうして会社を辞めてみるとつくづくそれを実感しました。
そして、これからも「人脈づくり」ということではなく「人との出会い」に感謝や感動し、
「人の関わり」にときには悩みながらも、たくさん味わっていきたいな、と思っています。
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