瞑想の脳への効果【いろいろ考えすぎで疲れる人必見!】

次から次へと色々な考えが思い浮かんで、悩んで、疲れてしまう

何にもしていないのに、考えすぎて疲れてしまう・・・ってことありませんか?
また、
休日家でダラダラしていただけなのに、なんだか疲れが取れない、とか。

 

それもそのはず、私たちには体の疲れと脳の疲れの2種類があります。
特に脳は何もしないけれど疲れていく、という性質があるのです。

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”miky.jpg” name=”悩める30代ミッキーさん”] なんだか、とりとめなく考えすぎちゃうんですよね。職場の嫌いな上司のこと・・・漠然と将来何をやっていったらいいんだろう、とか・・・こうやっていると休日とか全然充実感がないな・・・とか、気づくと考えていて、仕事中も考えていること、悩んだりしていることがあるんです[/speech_bubble]

 

こんなふうに「しょっちゅう、いろいろ考えすぎてしまう」のは、特に脳が疲れてしまいます。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”miky.jpg” name=”悩める30代ミッキーさん”] それで、瞑想もすすめられたんですが、瞑想をやりながら、また次々に雑念が出てきて・・・集中なかなかできないですね。[/speech_bubble]

 

そうですね。雑念は瞑想のベテランの人でも出てくるっていいます。
雑念は出てくるものなんです。

 

私たちは、次々に色々な考えでいっぱいになることがよくあります。
これを猿たちが頭の中をうるさく騒ぎまくっている状態「モンキーマインド」っていうんですって。

 

こうやって、モンキーマインドの状態が続くと、脳がどんどん疲れていきます。
なぜなら、脳は体の中でも一番エネルギーを消費する臓器だからです。

 

考えすぎて疲れる、って実はこういう状態なんですね。

何も考えていなくても疲れる

一方、何も考えていなくても疲れます。

「どっちなんだ!」って感じですよね。

 

脳の消費エネルギーの大半は、脳の主だった部分で作られる繋がりを持ったグループ
(デフォルトモードネットワーク)で消費されているんだそうです。

 

これは「脳が意識的な活動をしていないときに働くベースライン活動です。自動車のアイドリングのイメージです。」(久賀谷亮著 最高の休息法より)
つまり、無意識の行動はこのデフォルトモードネットワークが働いている、そしてどんどん脳が疲れていく、ってことになりますよね。

私たちって、案外日常無意識な行動ってたくさんあります。
「あれ?今何しにここに来たんだっけ?」とか「私、歯磨いたんだっけ?」とか・・・笑

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”miky.jpg” name=”悩める30代ミッキーさん”] モンキーマインド、考えすぎても、疲れるけど、無意識にぼーっとしてても脳が疲れるってどうしたらいいんですか?[/speech_bubble]

・・・って、思いますよね。
でも、これ両方に共通しているのが、「今、目の前のことに集中していない」ってことと、脳が疲れた時の休め方を知らないってことです。

 

だから、これから 1 目の前のことに集中できる脳にする 2 脳の疲れを癒し、元気を取り戻す ための瞑想法を紹介しますね。
また、それとは別に色々な考えや悩みが出てこないようにするための方法も紹介しましょう。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”miky.jpg” name=”悩める30代ミッキーさん”] 集中力が増して、しかも脳もちゃんと休まるってすごい!ぜひ、知りたい[/speech_bubble]

 

まず、瞑想法はやったことのない人のためにもう一度やり方を振り返ってみましょう。

瞑想のやり方 超シンプル5ステップ

ステップ1 あぐらをかくか椅子に座る

コツ1 もし、床に座るのだったら座布団などを
2つ折りにして、お尻の下に引くといい

コツ2 手のひらは上向き

コツ3 体を左右に揺すって、お尻の下のコリコリした骨、
坐骨(ザコツ)を床に突き刺すイメージ


ステップ2 まぶたを閉じる

コツ  ぎゅっと閉じずに、目を閉じたまま
下向き45度くらいを見ているイメージ


ステップ3 ゆったり深呼吸を始める

コツ1 ゆったりと深呼吸を10回くらい繰り返す
コツ2 鼻から吸って、鼻から吐く腹式呼吸
コツ3 深呼吸のリズムは 吸って3 吐いて6 くらいのカウントで


ステップ4 20分間そのままの状態で座り続ける
コツ 自然な呼吸で行う

ステップ5 20分間終わったら、続けて5分−10分横になる
コツ ただゆったりと・・・

そして・・・
ゆっくり起き上がる

 

まずは、これだけです!

もっと詳しく瞑想について知りたければ、こちらご覧ください。
↓ ↓ ↓ ↓

瞑想のやり方超シンプル5ステップとその驚きの20選

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”miky.jpg” name=”悩める30代ミッキーさん”] それで、瞑想中雑念が出てきたらどうすればいいんですか[/speech_bubble]

そうですね、言ったように雑念って誰でも出てきてしまうものです。

 

で、出てきた時には「眺める」ことが雑念をやり過ごすコツです。
「ああ、来たなー」って。

 

それで、その雑念が出ていくのを待つ。
窓から台風が過ぎていくのを見ている感じですね。

 

何度もそんな経験をすれば、瞑想を続けていればだんだん上手くなってきますよ。
これを売り返していくと、自然と日常も色々な考えや悩みが湧き上がって、それに疲れることも減ってきます。

なぜなら「眺める」ことができるようになるからです。

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”miky.jpg” name=”悩める30代ミッキーさん”] なるほど。瞑想の時も、普段もやっていることは同じってわけですね[/speech_bubble]

 

そうなんです!
私は瞑想をやっている時に、一番多い雑念が「この瞑想を終わったら、次に何をするべきか。何から始めたら効率がいいか」っていう考えだったんです。

 

確かに、そうやっていつも考えているんでわりと効率よく行動する方だと思います。
でも、あるとき
「私って、効率のいい段取りのために人生を生きてんのか?」ってふと思ったんですよ。

そうじゃないでしょう!って気付かされたんです。瞑想の雑念に!

 

で、普段の考え方の方から変えました。
まずは計画よりも、今したいことを優先させるとか、効率悪くなっても気にしない、とか。

 

そうやって、瞑想と日常を連動して変えていくことができるんです。
だから、瞑想、日常どっちから変えてもOK!

 

そして、この瞑想を続けることで「集中力」が増す、「今ここに集中すること」ができるようになります。
また、しっかり脳をオフにして休ませることができるようになるのです。

こうやって、集中とオフをできる脳にしていくことが実は「疲れない脳」の状態になっていくんですね。

悩みの原因を探る

それから、根本的にもし、悩んでいることがあれば、それはどこからきているのか?
探れることは探ってみて、具体的に解決できることはそうした方が、悩み自体なくなりますよね。

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”miky.jpg” name=”悩める30代ミッキーさん”] そうですね。悩み自体がなくなれば、考えることもないし。。。[/speech_bubble]

 

そうです。だから、もし頭の中でモヤモヤ考えていることがあれば、紙に書き出しましょう。


そうすると、例えば

「嫌な上司がいる」と書き出すと

・人間関係を作るスキルを学ぶ
・転職する
・部署が変われるように働きかける

などの対策も立てられます。

 

案外モヤモヤしたものを書き出すと、いっぱいあると思っていた悩みが実はそんなでもなかったり、と気づいて何かしら行動することができるんです。

ああ、こんな小さいことに悩んでいたんだな、とかね・・・

こんなふうにして、脳は疲れにくくなっていくはず、そして、元気も取り戻せるはずです。

まとめ
・脳はいろいろ考え過ぎても、ぼーっとしていても「疲れる」ようにできている
・瞑想でいろいろ考えるのを減らすことができる
・脳は集中としっかり休む状態があれば「疲れにくく」なる
・あいまいな悩みは一度紙に書き出してみる

 

脳はとても大事な部分でエネルギー消費が多いにもかかわらず、どんな状態なのかわかりづらいですね。
でも、「疲れた」と感じるのはとても重要なサインです。
それさえ感じられなくなる方が危ないです。

せっかく脳のサインを感じたら、ぜひしっかりと休ませてあげてください!

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ABOUTこの記事をかいた人

日本一わかりやすい瞑想・コミュニケーションセミナー講師。小学生・大学生、社会人、外国人に約5000人以上、のべ1万時間の授業・セミナーを行ってきた。元早稲田大学非常勤講師。ビジネスパーソン向けのメンタルヘルス・ウェルビーイングのための瞑想セミナー、コミュニケーションセミナーを実施中。セミナー・講演・取材お問い合わせはサイトから