忍耐力を鍛えるには、○○○を鍛えよう:具体例紹介 

なぜ、こんなに忍耐力がないのか・・・

「転職しても、すぐ嫌になり、なかなか同じ職場で仕事が続かない」

「英語、資格、スポーツジム・・・学びや習い事が続かない」

「人の嫌なところにすぐ目がいってしまい、恋愛も続かない」

こんな悩みを持っている人は多いようです。

あるいは、こんな人って悩まず、
なーんか都合のいい理由を言ったりしている。

「だって・・・あの部長の下じゃ、やっていけないよ」
「同僚の○○さん、本当無理・・」
「この会社の将来は不安・・・」って、毎回そんな理由だと

「問題あるのは、会社じゃなくてあんたでしょ!」って思っちゃいます。

それで、そのうちコロコロと転職しすぎて、
「続かない人」になってしまうわけです。。。

別に転職は悪くはないのですが、

「いつも人のせいにして、ほぼ毎年のように職場が変わる人」
(↑いるんですよ・・・)は信用されませんね。

自分自身でも、それが積み重なってくると
「自信」が持てない・・・
「また、続かないのかもしれない・・・私ってダメだ・・・」って。

私の知り合いでも、50歳近くになってもそういうメンタルの人
いました。

そういう人って、すごい後悔しています。。。。


それで、「何かするって決めて、それを続ける力」って
なんだろう?って考えると

「忍耐力」ですよね、

これ、この前すごい面白い「忍耐力」の鍛え方を
知りましたので、紹介したいと思います。

これまでの精神論とは全く違う
アプローチ方法です。

まずは、忍耐と我慢の違いを理解しよう

忍耐と我慢は、私たちは普段同じ言葉として使ったりしますが
実は、意味はほとんど正反対です。

忍耐力がないと、我慢をしなくてはならなくなります。
逆に忍耐力があれば、我慢が少なくて済むものなのです。

わかりやすい例として、まずは「体」の忍耐力から
説明してみますね。

整体師の山田弘一さんの本あなたの眠っている天才を目覚めさせる8つの体感法則
の中に
体における忍耐力について書いてありました。

それには、忍耐力とは「大腰筋(腰の深層にある上半身と
下半身を支える筋肉)を収縮させる筋肉の強さ」のことだそうです。


これを鍛えると、そんなに力を使わず
上手に重たいものでも持つことができるけど、
これがないとすごい力が必要になってきて
無理して我慢しなくちゃならないそうです。

これが忍耐と我慢はほとんど正反対という意味です。

これで、ピンときたのですが、忍耐力とは
「踏ん張る力」であり「無理して耐え忍ぶ」のでは
ないってこと。

むしろ、我慢するとうまくいかないってことなんですよ。

反対に忍耐は、我慢しないけれど努力はしますね、
コツコツ努力すること、これを忍耐と言ったりします。

そして、我慢と違うところは
「期して待つこと」
つまり
「こうなりたい、こうなってほしいという希望や目標に向かって
努力しながら待つ」ことなんですよ。

私が小学校の教員だったとき、子供達を育てていて
何を彼らから教わったかと言ったら
「忍耐力」です。

子供を育てるのは「忍耐力」です。

こちらの思い通りになんて、全く動いてくれませんから・・・
そして、予定通り成長してくれません。
でも、「こうあってほしい」という気持ちはある。

そんなとき、何度も何度も繰り返して教えるわけですが
「いつか変わってくれるだろう」と期待して、言い続けながら待つ、
それが「忍耐力」だと。

これは、例えば他の仕事でも同じです。
すぐに結果が出なくても「期して、努力しながら待つ」
こういうのが「忍耐力」ですよね。

忍耐力を鍛えることは大腰筋を鍛えること

前に紹介した本からもわかるように、体の忍耐力が大腰筋の収縮であるなら
じゃ、分かりやすいところから鍛えよう、ってことです。

説明したように、大腰筋とは上半身と下半身を繋ぐ筋肉なんです。
そして、それがうまく繋がれば体全体が連動して動くことができます。

そうすると、前にも書いたように重いものも
それほど力を必要としないで
持ち上げることができる。

それは最小限の力で最大限の力を発揮できるということ、
つまり「我慢とか無理」がいらないってことですよね。

これは精神的にも、もちろん繋がっていて、
体の忍耐力がついてくれば、
精神的な忍耐力も一緒についてくるんです
よ。

精神論から入ると、「我慢」と近い状態になってきてしまい
辛くなるので、そうじゃないところから始めましょう。

体の忍耐力がついたら、
「私もやれる!」って
きっと自信も出てくるはずです。

大腰筋の鍛え方

こうして、大腰筋を鍛えると
まず姿勢がよくなります。

背筋を伸ばして歩くと気持ちが積極性や攻撃性、負けず嫌いなどに
関係するテストロステロンというホルモンが増える、
という調査もあります。

まさにそれは精神的な「忍耐力」の元になる力ですね!

日常で簡単できる方法が色々ありますので、ぜひやってみてください。

そして、忍耐力がどんどんついてくると
もはや「忍耐」しているという感じが
なくなってくるはずです。

そうすると、たいていのことが楽にできるようになります。

そんな日のためにも、まずは簡単なことから
はじめてみるといいですよね!

まとめ
*忍耐力と我慢は正反対の意味。忍耐力がないとむしろ我慢が必要になってくる。
*精神的な忍耐力を鍛えるより、体の忍耐力を鍛える方がハードルが低くやりやすい。
*体の忍耐力は大腰筋の収縮のこと、だから大腰筋を鍛えよう

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上原千友
瞑想インストラクター・人材育成トレーナー(体験型ワークショップやっています!)・早稲田大学非常勤講師
小学校の教員後、法人向け研修会社でコンテンツ開発、インストラクターをする。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

日本一わかりやすい瞑想・コミュニケーションセミナー講師。小学生・大学生、社会人、外国人に約5000人以上、のべ1万時間の授業・セミナーを行ってきた。元早稲田大学非常勤講師。ビジネスパーソン向けのメンタルヘルス・ウェルビーイングのための瞑想セミナー、コミュニケーションセミナーを実施中。セミナー・講演・取材お問い合わせはサイトから